カイロプラクティックとは?
カイロプラクティックとは、
「神経システムが正常に機能していることにより健康が保たれる」
ということを拠り所にした治療と言えます。
神経システムとは、脳や脊髄神経、自律神経(交感神経、副交感神経)のすべてを意味しています。
カイロプラクティック(chiro-practic)という言葉は英語ですが、
ギリシャ語のcheir(又はcheiro)とpraktikos が語源です。
カイロは、「手」、プラクティックは、「行う」という意味です。
カイロプラクティックでは、
病気を引き起こす原因は、体が環境に順応するための作用が不適切なために起こると考えています。
そしてこれらの問題に対して、薬や化学物質を使わず、筋骨格系を調整することで不具合を起こしている機能を改善させ、最終的に健康へと導くものです。
カイロプラクティックが取り扱う症状は様々あります。
それは神経システムが様々なことを行っているからです。
カイロプラクターは、
一般的な手順に基づき検査を行い、
それによる判断により方針を立て、治療に移ります。
良いカイロプラクターになればなる程、症状を細かく聞いてくるはずです。
どのような細かい状態も正確に判断するための材料となるからです。
(症状が慢性で長期化している方は、経過などを紙に書いてから来院されるといいと思います。)
症状の再現性、整形外科的テストや姿勢分析などを行い、
さらに脊柱は特に注意を払って細かく分析します。
問題や症状を評価するために脊柱の検査をするのは、カイロプラクティックの特徴といえます。
脊柱は、
頭蓋骨のすぐ下から尾骨まで、
頚椎7個、
胸椎12個、
腰椎5個、
仙骨、
尾骨、
計26個の骨の集合体です。
脊柱から出ている神経は、31対あります。
脳から体への指令は、
その31対の神経根を通して伝えられます。
体の末端からの情報は、逆にその31対の神経根を通って、脳に伝達されます。
もし、その指令や情報が正確に、脳や各器官に届かなければ、体に変調をきたすことになります。
事故、転倒、ストレス、過度の緊張、バランスの悪い食事、環境問題と数え切れない要因で、脊柱のゆがみやひずみが生じ、
それにより脊髄や脊髄神経根が刺激されることになります。
カイロプラクティックでは、この神経系の伝達を阻害している状態を改善させることで、体が正常に働くよう促します。
その他に食事療法や運動療法も取り入れ、
肉体的・精神的健康を目指しています。
カイロプラクターは、投薬、外科的手術を行いません。
しかし、それらすべてが不必要という訳ではありませんので、もし薬や手術が必要と思われる場合には、医師に診てもらうようアドバイスしています。
いくつかのテクニックの紹介
脊椎の矯正の世界史を調べてみると、
2500年くらい前に遡ることができます。
世界各国で古代から行われていたことが分かります。
カイロプラクティックは、
1895年9月18日にアイオワ州ダベンポートで
ダニエル・デビッド・パーマーという名の磁気治療家が最初に行ったとされています。
矯正の世界においては比較的新しい施術法になります。
しかし、この100年で飛躍的に進歩してきたという点では
カイロプラクティックが一番といえるでしょう。
さらに様々なテクニックも次々と開発され
当初から比べると格段に治療成績が良くなってきていると言えます。
現在においてもさらに様々なテクニックへと発展してきています。
多くのテクニックが開発されてきたために、
治療家ごとに拠り所にするテクニックが異なります。
多くの治療家はいくつかのテクニックを操るため、その組み合わせは無限になります。
それ故、治療家ごとにテクニックが異なると言われる由縁となっています。
カイロプラクティックでは、矯正することを、
「アジャストメント」
「マニピュレーション」
「モービリゼーション」などと呼んでいます。
専門家による定義は完全には統一していませんが、
「アジャストメント」は、矯正する骨に直接接触し、敏速な力を加える方法で、
「マニピュレーション」は、強制する骨や関節に直接接触しないで矯正を行う方法、
「モービリゼーション」は、俊敏は力を加えない手技
という定義が一般的です。
○ ディバーシファイド・テクニック
○ ガンステッド・テクニック
○ ローガン・ベーシック・テクニック
○ トンプソン・テクニック
○ アクチベーター・メソッド・カイロプラクティック・テクニック
○ フレクション・ディストラクション(コックス)テクニック
○ 仙骨・後頭骨テクニック(SOT)
○ アプライド・キネシオロジー(AK)
○ アッパー・サービカル・スペシフィック・テクニック
○ アクティブ・リリース・テクニック(ART)
○ ソフト・ティッシュ・テクニック
ディバーシファイド・テクニック (D.D. Palmer, DC)
ディバーシファイドテクニックはカイロプラクティックの基本であり一番古典的なテクニックと言えます。カイロプラクティックの創始者であるD.D. Palmer氏が開発したものです。
» 続きを読むガンステッド・テクニック (Clarence S. Gonstead, DC)
ガンステッドシステムは、Clarence S. Gonstead, DCにより、1923に開発されたものです。この方法は、視覚、動的触診、静的触診、特殊計測器、全脊柱X線写真などを使用し正確に検査することで、どこを、どう、いつ、どのように矯正するかを決めることが特徴です。
» 続きを読むローガン・ベーシック・テクニック (H.B. Logan, DC)
ローガン大学の創設者であるH.B. Logan氏が開発したテクニックです。最も弱い力で矯正するテクニックのの1つです。
» 続きを読むトンプソン・テクニック (Clay Thompson, DC)
クレイ・トンプソンDCが開発したテクニックで、空気圧で動作する矯正テーブルを使用します。部分的にドロップする仕組みで、瞬間的に下に落すような矯正方法です。
» 続きを読むアクチベーター・メソッド・カイロプラクティック・テクニック(Arlan Fuhr, DC)
アクチベーターという矯正用の器具を使ったテクニックです。
» 続きを読む仙骨・後頭骨テクニック(SOT) (Bertrand DeJarnette, DC)
仙骨と後頭骨(骨盤と頭蓋骨)の動きを調整することにより、脊柱全体を矯正しようとするテクニックです。
» 続きを読むフレクション・ディストラクション(コックス)テクニック (James M. Cox,DC)
屈曲・牽引調整法とそれを行う特殊テーブルにより関節をゆっくり牽引しながら矯正します。
» 続きを読むアプライド・キネシオロジー(AK) (George Goodheart, DC)
キネシオロジーは、運動機能学と訳されていますが、筋肉の強弱を検査し、弱いとされる筋肉を調整することで、バランスを整えることが基本になっています。
» 続きを読むアッパー・サービカル・スペシフィック・テクニック (D.D. Palmer,DC/ B.J. PalmerDC)
上部頚椎特定テクニックは、カイロプラクティックの創始者D.D. Palmer,DC と息子のB.J. Palmer, DCによって開発されたものです。頚椎1番の複合的サブラクセーションに注目しています。
» 続きを読むアクティブ・リリース・テクニック(ART) (P. Michael Leahy, DC, CCSP)
P.Mixhwl Leahy,DCがこのテクニックを開発しました。ARTは筋肉と軟部組織の障害に焦点を当て、急性と慢性の傷害の両方の結果として起こる徴候のリサーチが基になっています。
» 続きを読むソフト・ティッシュ・テクニック
軟部組織である、筋肉、筋膜などに対してアプローチするテクニックをソフト・ティッシュ・テクニックと呼び、筋膜リリース(Myofascial Release)やポジショナル・リリース(Positional Release)などがあります。
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